【レビュー】劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵

こんにちは、
卒業論文の提出・発表も無事終了し、卒業待ったなしの山キョンです。
今回は『劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵』の観賞レポートです。

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<ストーリーはアニメ版オリジナル>
TVシリーズの後半部分と同様に、今作は原作小説には無いオリジナルストーリーとなっています。TV版では学校と海賊船での生活にスポットを当てたお話になっていましたが、劇場版ではさらに視野を広げたスペースオペラ作品になっています。パンフレットのインタビューによると、今作は『宝島』のようなストーリーを目指したそうです。

<佐藤竜雄監督の味がにじみ出た演出>
監督・脚本・絵コンテを佐藤竜雄氏が担当しています。佐藤氏は『飛べ!イサミ』、『機動戦艦ナデシコ』、『学園戦記ムリョウ』、『宇宙のステルヴィア』等の作品を手がけている人です。基本的に佐藤氏の脚本は”シリアス展開も和やかな雰囲気”、”登場キャラクターが多い”等の特徴があります。演出に関しては、同じSF作品であるナデシコやステルヴィアと酷似している点がいくつか見受けられました。

【劇中の演出のうち他作品でも見受けられたもの】
・コミカルに動き、日本語が多用される通信モニター
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・身体から浮き出た光る紋様

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・デフォルメキャラによる電子戦の可視化

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・佐藤氏直筆の通称”竜雄フォント”

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この他にも類似した演出法があると思います。もし見つけたら教えて下さいw

また、劇場版オリジナルキャラクターとして無限彼方(cv.下田麻美)という少年が登場します。彼は前髪が長く、片目が髪で隠れているのですが、パンフレットによると彼の心情に合わせて隠れていた片目が見えたりするそうです。このような心情表現も見どころの1つです。

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<キャラクターデザインと共に成長した主人公加藤茉莉香>
茉莉香キャラクターデザインは、TVシリーズと比べて大人びたデザインとなっています。これは前述した、無限彼方という弟ポジションの登場に合わせて、茉莉花をお姉さんっぽくして対比するための演出です。劇場版ナデシコでも少年が登場し、ホシノ・ルリをお姉さんっぽく描いています。佐藤氏はおねショタが好きなのでしょうか。そして、キャラデザと共に声優さんの演技も変化していまいた。茉莉花の声を演じているのは小松未可子さんです。TVシリーズ放送時は茉莉花に対して、いわゆる「萌え」という感情を抱くことはありませんでした。しかし、劇場版の茉莉花は違いました。茉莉花がメスの雰囲気を漂わせていたのです。これはTVシリーズから劇場版までの2年間で、小松さんの演技が上達したということでしょう。

<まとめ>
佐藤氏は最も好きなアニメーション演出家なのでかなり見入って鑑賞しました。今作を鑑賞する前に佐藤氏の作品を幾つか観直してから劇場に足を運びました。そして、同じ人が監督や脚本を務めるとこれだけ似るんだなぁと感じました。過去作品と比べて類似点などを探すクセをつければアニメを違う視点で楽しめると思います。
また、モーパイは1作品としてもお気に入りの1つです。劇場版では多くのSF要素が取り込まれており、大変興味深い作品でした。TVシリーズ二期も期待したいですね。ナデシコやステルヴィアのように不運な目にあわないことを切に願います。

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